ダミアン・ハースト、サー・マイケル・クレイグ・マーティン、ジュリアン・オピー 英国の現代美術を象徴する3名の作品を一堂に集めて
「英国の現代アートの巨匠たち BRITISH CONTEMPORARY MASTERS」
期間:10月5日(水)~17日(月) ※催し最終日は午後6時閉場
場所:9階 阪急うめだギャラリー 〈展示販売・入場無料〉※作家の来日はございません。
見る側の想像で様々なとらえ方をし、感性を豊かにするということで世界的にブームになっている現代アート。ロンドンは、欧米の中でも現代アートの先駆けの地とされ、美術館巡りが観光の目的になるほどアートの盛んな都市で、現代アートの美術館や画廊が集まる街でもあります。
世界現代美術史の中で1980-90年代に頭角をあらわしたアーティストの一群、“YBAs(Young British Artists)” 。衝撃的なコンセプトで新しいアートのあり方を提唱し社会現象にまでなりました。今回、英国フェア開催にあわせ、そのYBAsを代表する英国の現代アートの巨匠ダミアン・ハースト、サー・マイケル・クレイグ・マーティン、ジュリアン・オピーを特集。希少価値の高い作品、それぞれの作家の特徴や作品の背景を紹介し、現代アートの奥深さを感じられる展覧会です。
特設ページ:https://bit.ly/3fmlmrM
〇ダミアン・ハースト
1965年英国・ブリストル生まれ。カラフルなドットをモチーフにした“スポット・ペインティング”で世界各国の美術愛好家の注目を集める。1995年に英国の由緒あるターナー賞を受賞。2008年サザビーのオークションにて存命アーティストの最も高額な作品となる価格で落札された。今春の東京 国立新美術館の「ダミアン・ハースト 桜」展で発表された作品のジクレープリントも紹介。
COURAGE(120×96㎝、2021年ジクレープリント、アルミ複合パネル)
〇サー・マイケル・クレイグ・マーティン
1941年、アイルランド・ダブリン生まれ。2001年エリザベス女王より大英帝国勲章CBE 、2016年にはナイトの称号を授与。日常の身の回りにあるオブジェを題材にシンプルなフォルム、豊かな色彩で描いたコンセプチュアルアーティスト。YBAs を育てた指導者として、国際アートフェア Freeze 展の主導者としての実績も。日常的なモチーフと明るいカラー使いで、変化に富んだ遊び心溢れる作風が印象的。
Domesticated NatureVegetables(85×72㎝、2022年シルクスクリーン、紙)
〇 ジュリアン・オピー
1958年英国・ロンドン生まれ。英国のロイヤルバレエ団のステージデザインや、世界的なロックバンドU2のステージデザインなどジャンルを超えた活動も行い、若い世代からの人気も高い。人物や建造物をシンプルな線描画で描いた作品で魅了している。
Running People:Elvis(58.5×8×14㎝、2020年アルマイト加工アルミニウム、コーリアン)
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